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  1. 富士吉田市議会 2017-12-11
    12月11日-02号


    取得元: 富士吉田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-17
    平成29年 12月 定例会(第4回)          平成29年第4回(12月)定例会会議録(第2号)  平成29年12月11日(月曜日)                午後1時00分開議                               午後3時23分散会---------------------------------------出席議員(20名)   1番   渡辺大喜君          2番   鈴木富蔵君   3番   渡辺新喜君          4番   宮下宗昭君   5番   勝俣大紀君          6番   羽田幸寿君   7番   前田厚子君          8番   秋山晃一君   9番   渡辺貞治君          10番   小俣光吉君   11番   桑原守雄君          12番   横山勇志君   13番   勝俣米治君          14番   渡辺幸寿君   15番   及川三郎君          16番   戸田 元君   17番   渡辺利彦君          18番   渡辺孝夫君   19番   奥脇和一君          20番   太田利政君---------------------------------------欠席議員(なし)---------------------------------------説明のため出席した者の職氏名   市長        堀内 茂君    副市長       前田重夫君   教育長       小林英明君    監査委員      権正和義君   企画部長             渡辺弘之君    総務部長      天野孔文君   (まちづくり部長)   市民生活部長    宮下まゆみ君   産業観光部長    真田吉郎君                      都市基盤部長   都市基盤部長    渡辺晃男君              内田 誠君   (上下水道担当)   演習場対策室部長  山木正樹君    市立病院事務長   武藤賢三君   教育委員会部長   溝口総三郎君   企画部次長     細川義夫君   総務部次長             渡辺雅彦君    まちづくり部次長  渡辺源夫君   (収納支援)   市民生活部次長            市民生活部次長             堀内明義君              横山明美君   (市民生活)             (福祉厚生)                      都市基盤部次長   産業観光部次長   小俣るり子君             奥脇祥一君                      (都市)   都市基盤部次長             萱沼健一君    会計管理者     羽田 茂君   (道路基盤)   教育委員会次長   萱沼延浩君    監査委員事務局長  刑部正仁君   秘書課長      小笠原むつよ君  総務課長      渡辺岳文君---------------------------------------職務のため出席した事務局職員   事務局長      渡辺金男君    次長        渡辺小一君   課長補佐      渡辺晃吉君    臨時職員      林 純司君---------------------------------------議事日程第2号   第1 市政一般に対する質問---------------------------------------会議に付した事件   議事日程に同じ------------------------------------------------------------------------------     午後1時00分 開議 ○議長(勝俣米治君)  これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 傍聴人に申し上げます。市議会傍聴規則第7条の規定により、静粛に傍聴するようお願いいたします。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(勝俣米治君)  報告事項を申し上げます。 CATV富士五湖から、本日の本会議の一般質問をテレビ中継したい旨の申し出がありました。また、報道機関から、傍聴席より撮影を許可願いたい旨の申し出がありました。いずれも許可いたしましたので、御了承願います。 以上で報告事項を終わります。 これより日程に入ります。--------------------------------------- △日程第1 市政一般に対する質問 ○議長(勝俣米治君)  日程第1「市政一般に対する質問」を行います。 本日の質問者につきましては、1番目、秋山晃一君、2番目、渡辺幸寿君、3番目、横山勇志君、4番目、桑原守雄君の順序で行います。 秋山晃一君の質問を許可します。 8番秋山晃一君。     〔8番 秋山晃一君 登壇〕 ◆8番(秋山晃一君)  日本共産党秋山晃一です。 12月定例会において、障害者支援について、核兵器禁止条約についての見解と市の取り組み、児童館の整備についての3点について市長の考えをお聞きします。 まず、第1標題として、障害者支援について質問します。 第1点目は重度心身障害者医療費助成制度についてです。 重度心身障害者医療費助成制度は、窓口での医療費無料制度であったものが、2014年11月から医療機関の窓口で一旦自己負担分を支払う自動還付方式となりました。その後、窓口無料方式をとっている障害のない子の制度に対して逆差別ではないかなどの議論の高まりもあり、我が市でも中学3年生までの障害者については窓口での無料制度が戻されています。 しかしながら、16歳以上の障害者については、今日に至るまで窓口で自己負担分を支払い、3カ月後にその医療費が返ってくるということが続けられたままです。このやり方については、当初より自動還付されることにはなっていても、一旦は自己負担分を支払わなければならず、障害の軽減克服に必要な医療を充分受けられない事態もあり得る、制度の効果が十分発揮できないというような危惧が挙げられていました。 また、一般的な病気療養についても、例えば障害者が高齢化して白内障の手術を受けるような場合、入院を伴えば一度に数万円の自己負担が必要となります。そのための対応策としては、現在、重度心身障害者医療費貸与制度という1カ月ごとに医療費を貸与する制度がありますが、当然申請には手続が必要となり、障害者自身の負担ともなっています。このような事態の解決としては、窓口無料方式の復活は一刻も早く必要ではないかと考えますがいかがでしょうか。 中学3年生までの障害児の窓口無料制度の復活については、県が制度の復活を行ったことによって我が市も窓口無料に戻したのですが、それ以前の段階で、富士吉田市独自でも戻される考えがあったようにもお聞きしています。障害者についても今の状態で続けるのではなく、市独自でも取り組みを進めることも検討されてはいかがでしょうか。現在、市長は障害者医療費助成制度についてどのような考えをお持ちでしょうか、お尋ねします。 次に、この問題が発生した根本的な要因としては、医療費助成に伴って、国保の財政調整交付金の減額という国のやり方の問題があります。また、それを理由として制度を後退させた県の考え方があります。県及び国に対して、この点ではどのように働きかけているのでしょうか。あるいは働きかける考えをお持ちでしょうか、答弁願います。 次に、認知症の方の障害者認定についてお聞きします。これは認知症の方に対して精神障害者保健福祉手帳を交付する取り組みです。全国の自治体では、今、医師の診断を受けられた認知症の方からの申請に対して障害者手帳を交付して、税金、介護保険料医療費助成などの社会保障と多方面での支援が受けられるようにする取り組みが進んでいます。この点に関しては、我が市の取り組みはどのようになっているでしょうか、答弁を求めます。 以上で1回目の質問を終わります。 ○議長(勝俣米治君)  当局の答弁を求めます。 市長堀内茂君。     〔市長 堀内 茂君 登壇〕 ◎市長(堀内茂君)  秋山晃一議員障害者支援についての御質問にお答えをいたします。 まず、重度心身障害者医療費助成制度についてでありますが、この制度につきましては、山梨県と県内市町村とが協力して、重度心身障害者の医療費の自己負担分を全額公費で助成しております。窓口無料方式につきましては、医療費が増加し、国民健康保険財政を悪化させるとして、国により減額調整措置、いわゆるペナルティーが課せられる中、平成26年10月まで実施してまいりました。しかしながら、そのペナルティーの金額が余りにも多額となり、今後もさらなる増加が見込まれるため、山梨県と県内市町村が足並みをそろえ、全額助成という制度の根幹を変えずにペナルティーの回避が可能となる自動還付方式に変更いたしました。 自動還付方式につきましては、今では障害者の皆様に浸透し定着しているところでありますので、窓口無料方式の復活は現在のところ考えておりません。また、自動還付方式の継続は、障害者の皆様が将来にわたって安心して医療を受けることができる医療費無料制度を維持するためにも必要なことと考えておりますので、今後におきましても山梨県と連携し運用してまいります。 次に、窓口無料化に伴う国保の財政調整交付金減額調整措置についてでありますが、既に市長会などを通じて、重度心身障害者医療費助成に対する国庫負担減額調整措置を速やかに廃止することを要望しているところであり、引き続き財政支援の拡充等も含め、国及び県に強く要望してまいります。 次に、認知症の方の障害者認定についてでありますが、認知症の方が介護認定を受けるとともに、それぞれの特性に応じて精神障害者保健福祉手帳を取得する対象になると認識をしております。このため、本市におきましては、税務担当、介護保険担当障害福祉担当において、個々に応じた社会保障やさまざまな支援が受けられるよう連携して対応しております。 以上、答弁といたします。 ○議長(勝俣米治君)  秋山晃一君。     〔8番 秋山晃一君 登壇〕 ◆8番(秋山晃一君)  障害者支援について、2回目の質問を行います。 まず、重度心身障害者医療費助成制度についてですが、この制度は、障害者の皆さんがお金の心配がなく必要な医療を受けられるようにするためのものです。 先日、重度障害者医療費窓口無料復活を求める会は、9,887人分の署名を添えて、窓口無料の制度の復活を山梨県に対して求めましたが、障害者の制度復活への切実な声が出されました。自動還付方式の継続は必要と答弁されましたが、山梨県に対して障害者の窓口無料方式の復活を求めていく考えはないのかどうかについて答弁願います。 認知症の方の障害者認定についてお聞きします。精神障害者保健福祉手帳を取得する対象になるとの答弁でした。取得した方は当然、納税その他、同じ手帳を持つ他の障害者の方と同じような支援が受けられると確認してよろしいでしょうか。また、市の広報で障害者控除対象者認定書の交付について知らされていましたが、手帳を取得できるということも対象となる方々に確実に知らされることが必要だと考えますが、いかがでしょうか。 ○議長(勝俣米治君)  当局の答弁を求めます。 市長堀内茂君。     〔市長 堀内 茂君 登壇〕 ◎市長(堀内茂君)  秋山議員の2回目の御質問にお答えをいたします。 まず、窓口無料方式の復活を山梨県に求めることについてでありますが、先ほど答弁申し上げましたとおり、重度心身障害者医療費助成制度につきましては、医療費の全額補助という制度の根幹を維持していくことが最優先であります。したがいまして、今後におきましても山梨県と連携して制度を運用してまいりますので、窓口無料方式の復活を求めていく考えはありません。 次に、認知症の方の障害者認定についてでありますが、精神障害者保健福祉手帳につきましては、認知症の方が取得した場合についても、当然に手帳を所持する他の方々と同様の支援が受けられるものであります。 また、障害者控除対象者認定書の交付の際には、個々のケースに応じて介護保険担当障害福祉担当とが連携して対応をいたしております。 以上、答弁といたします。 ○議長(勝俣米治君)  秋山晃一君。     〔8番 秋山晃一君 登壇〕 ◆8番(秋山晃一君)  第2標題、核兵器禁止条約についての見解と市の取り組みについて質問します。 ことし7月7日、国連会議において核兵器禁止条約が採択されました。122カ国という国連加盟国の約3分の2という国々がこの条約に賛成しました。核兵器禁止条約は歴史上初めて核兵器を条約という国際法によって明文で違法なものにしましたし、核兵器は製造、保存から、これを用いて威嚇することまで、毒ガス兵器などと並んで人道上許されないものとなりました。核兵器をなくすということが永遠のかなたの目標ではなく、確実に目の前に実現できる可能性が開けてきたことに、被爆者の皆さんを初め多くの市民が喜んでいます。 富士吉田市は、市長が就任した後、間もないころ、2008年の4月に平和首長会議に加盟しています。ことし8月に長崎で開かれた第9回平和首長会議総会では、世界150都市から代表が参加し、核兵器保有国を含む全ての国に対し、条約への加盟を要請し、条約の一日も早い発効を求めることを表明しました。 私は、夏に行われる核兵器の廃絶と被爆者の援護を目的とする国民平和大行進に参加していますが、行進団の富士吉田市役所への訪問に対しては、毎年、市長にも大変丁寧な対応をしていただいています。そこで、改めてこの核兵器禁止条約についての市長の見解をお聞きします。 また、日本の政府は唯一の被爆国の政府でありながら、この国連会議に出席せず、禁止条約に対しても調印しないという立場をとっていますが、政府に調印を求めるべきではありませんか。いかがでしょうか。 今年の夏には市役所の庁舎に、「核兵器廃絶平和宣言都市まち富士吉田市」と懸垂幕が掲げられ、来庁される市民の注目を集めました。こうしたアピールを夏の一時期だけでなく、市内の施設などへの掲示、あるいは看板などで、市民の皆さん及び本市を訪れる方に日常的に示されたらいかがでしょうか。 また、核兵器廃絶平和宣言都市にふさわしく、核兵器の持つ非人道性、残虐性、核兵器廃絶に関する世界の動きなどを学ぶ取り組みは、学校教育の中ではどのようになっているでしょうか。多くの子供たちを初め、市民の皆さんがこのことについて学び、知り、市全体で核兵器の廃絶に向けて行動することができるように、多様な取り組みを進められたいと考えますが、いかがでしょうか。 平和首長会議総会では具体的な行動として、ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名、いわゆるヒバクシャ国際署名の推進も提起されました。市内の施設にこの署名を置くなど、自治体としてこの署名の取り組みを進めることが必要だと考えますが、いかがでしょうか。 以上の点についてお聞きして、1回目の質問を終わります。 ○議長(勝俣米治君)  当局の答弁を求めます。 市長堀内茂君。     〔市長 堀内 茂君 登壇〕 ◎市長(堀内茂君)  核兵器禁止条約についての見解と市の取り組みについての御質問にお答えをいたします。 まず、核兵器禁止条約に対する見解及び政府に調印を求めることについてでありますが、日本政府は、毎年国連総会に提出している核兵器廃絶決議案において、本年度は核兵器禁止条約に言及しない方針であることを発表しております。その一方で、決議案の前文部分へ新たに、核なき世界の実現に向けてさまざまなアプローチがあることを念頭に置くという表現が盛り込まれていることも明らかにされております。国連加盟国の中で唯一被爆国という立場である日本政府が、国際社会の中で我が国が進むべき針路を定め、国家安全保障のために取り組んでいることでありますので、市長としての立場で考えを表明することは差し控えさせていただきます。 次に、核兵器廃絶平和宣言都市まち富士吉田市のアピールを日常的に示すことについてでありますが、核兵器廃絶平和都市宣言を昭和59年に行って以来、市役所庁舎敷地内において、懸垂幕等により市民の皆様や本市を訪れる方々に対して世界平和への本市の姿勢をPRするとともに、平和のとうとさを認識することを目的に、市内中学生を対象とした平和ポスター展を毎年行うなど、積極的に取り組みを行っております。今後におきましても、核兵器廃絶平和宣言都市として継続してPRに努めてまいります。 次に、核兵器廃絶について学ぶための取り組み等についてでありますが、児童及び生徒につきましては、それぞれの学習指導要領により、社会科の授業の中で戦争や原爆について学んでおります。また、毎年、夏休みには、本市及び教育委員会の後援による吉田空襲展を実施し、児童や生徒、そして保護者も参加する中で、戦争や平和について考える機会を設けております。さらに、中学校の学園祭では、戦争を題材とした学年劇に取り組んでいるなど、平和の大切さを実感できる活動を積極的に行っております。また、毎年8月6日、9日の広島、長崎への原爆投下時刻には、広報紙や防災無線においてその目的を周知した上で、原爆犠牲者への御冥福と世界の恒久平和の実現のために、平和祈念のサイレンを吹鳴しております。 このように、多くの市民の皆様が核兵器廃絶に向けて意識の向上を図ることができるように、既にさまざまな取り組みを行っております。 次に、ヒバクシャ国際署名への取り組み推進についてでありますが、平和首長会議に加盟している市の首長としてヒバクシャ国際署名をしているところであり、今後におきましてもその会議の目的に沿った活動に取り組んでまいります。 以上、答弁といたします。 ○議長(勝俣米治君)  秋山晃一君。     〔8番 秋山晃一君 登壇〕 ◆8番(秋山晃一君)  核兵器禁止条約についての見解と市の取り組みについて、2回目の質問を行います。 我が市が核兵器の廃絶に対してさまざまな取り組みをされていることについては、その活動に対して大いに敬意を表します。 一般論として、核兵器に対する見方及び考え方としては、極端な軍拡論者でもない限り、核兵器はないほうがよいということで集約されるのではないでしょうか。ただ、多くの人々がそう考えるにもかかわらず、核兵器をなくすという方向への動きが進まない背景には、これまであれこれの理由を持ち出して、その実現を究極のかなたに追いやってしまっている核保有国の動きがあります。今回の核兵器禁止条約は、その状態を一歩前に進めるものです。 核兵器の廃絶に関して前向きの考えを持つ我が市の取り組みとしては、一つは、核兵器廃絶平和宣言を行っていることへのアピールは常時見えるものが望ましいと考えますが、いかがでしょうか。また、核兵器の廃絶に関して、現在のさまざまな問題点や取り組みについて市民が学び、考える機会を持つことについては、そのような視点の取り組みが必要だと考えますが、いかがでしょうか。 以上2点をお聞きして、2回目の質問を終わります。 ○議長(勝俣米治君)  当局の答弁を求めます。 市長堀内茂君。     〔市長 堀内 茂君 登壇〕
    ◎市長(堀内茂君)  秋山議員の2回目の御質問にお答えをいたします。 核兵器廃絶平和宣言を行っていることの常時のアピール等についてでありますが、このことにつきましては、市役所庁舎昭和通り側駐車場内に設置しておりました「核兵器廃絶平和宣言都市」の看板を老朽化に伴い撤去するに当たり、看板設置にかわる最も効果的な周知方法について検討いたしました。その結果、先ほど申し上げました平和ポスター展を実施する時期と、吉田空襲展や広島、長崎両県の平和式典が行われる時期とに合わせ、市民の皆様及び来訪者の方々にとって一番わかりやすい場所である庁舎正面に懸垂幕を掲示することが最適であると判断をいたしました。 私は、世界が平和であることが何ものにもかえがたいものであると考えておりますので、市民の皆様に対しましては、本市が核兵器廃絶平和宣言都市であることのPRのみならず、核兵器廃絶を含め、平和への意識の向上を図る取り組みが大切であると認識をいたしております。したがいまして、日本全体で平和祈念の意識が最も高揚する8月に、広報紙や防災無線により平和祈念のサイレンを吹鳴するとともに、富士吉田教職員組合等主催吉田空襲展については、多くの市民の皆様に参加をしていただき、みずから考え、学ぶことができる機会を得ていくため、市役所庁舎内、市内各コミュニティーセンター富士急行線電車内、市内事業所及び市内各商店などさまざまな場所にポスターを掲示し、あわせてCATVにおいても放映していただいております。 今後におきましても、核兵器廃絶平和宣言都市として、市民一人一人が平和への意識の向上を図ることができる取り組みを継続して行ってまいります。 以上、答弁といたします。 ○議長(勝俣米治君)  秋山晃一君。     〔8番 秋山晃一君 登壇〕 ◆8番(秋山晃一君)  第3標題として、児童館の整備について質問します。 20年以上前には、富士吉田市に移住されてきた方から、学童保育のないこと、図書館の貧弱なこと、児童館のないことを感ずるということがよく言われました。その後、図書館は充実したものがつくられ、学童保育も進みました。ところが、児童館については、20年たった今もその声に応える状況となっていません。 県の資料では、今年5月1日現在、児童館、児童センターについては県内に70カ所の施設があると紹介されています。中でも中央市は11カ所の児童館があり、市は児童館を、子供たちが健やかに育つことを願い、児童に健全な遊びを提供し、健康を増進し、情操を豊かにすることを目的とする施設、地域の中で安心・安全な子供の遊び場、居場所としての役割も果たしているとうたっています。活動内容については、午前中は乳幼児親子の交流と遊びの場として子育て相談や地域の子育てを応援、児童館職員が毎月いろいろな行事を計画し、季節、伝統文化の継承など工夫して開催していますとなっています。近隣の自治体では西桂町、富士河口湖町、忍野村などにこれらの施設があり、鳴沢村、山中湖村、富士吉田市にはないことになっています。 市長は昨年12月の議会での答弁で、子育て支援センターについて、児童館的機能を有した施設と答弁されておりますが、あくまで児童館的機能を有した施設であり、この施設を充実させて、児童館の整備はこれから進めると答弁されています。 社会はより一層高齢化が進むということで、高齢化社会への対応も重要となっています。しかしながら、高齢化社会を支えていくのは今の子供たちです。そのためには、子供たちが健やかに、そして社会性を持った大人に成長しなければなりません。現代の子供たちが置かれている環境はますます複雑に、そして多様化していて、子供たちの健全育成のためには明確な目的意識を持った施策が必要となり、今後の社会を担う子供たちのために大きな投資も必要となります。 子育て支援センターについては利用者も多くなっていますが、児童館機能としての役割はどのように発揮されているのか、まずお聞きします。その上で、児童館の整備について、現在においてどのように考え、検討されているのか、次の点をお聞きします。 まず、児童館整備の構想をどのように作成するかということです。現在児童館のない我が市では、児童館といってもなかなか、建物やそこでの取り組みの内容を地域の皆さんが描きづらい状況があります。児童館の整備について、市の担当者のみで構想をつくっていくのではなく、子育てサークルや学童保育指導員、児童館の指導員経験者、青少年団体など、関係する市民団体の代表者も参加する検討会をつくって、市内に児童館を幾つ、どのように配置していくか検討する。児童館は本来歩いて行ける距離に設置するのが望ましいと考えます。最も理想的なのは、各小学校区に1つずつ整備していくのが適切だと考えます。しかし、市の財政上から難しいことだとは思います。では、どのように整備していくのかというような議論が必要です。 また、児童館ではどのようなことが取り組まれるのか。中心的な児童館は、乳幼児から高校生までの利用を視野に入れた子供の健全育成の活動拠点となる施設となることが大切だと考えます。また、一口に児童館といっても、内容については、施設の対象になる子供の年齢に応じて必要な部屋、講演会やイベント、育児サークル交流会のためのホール、図書室、体育館、相談室、工芸や調理などに使えるもの、防音仕様のバンドの練習ができる部屋など、さまざまな内容を出し合うことが必要だと考えます。他の小規模な児童館についても、地域でどのような利用者を対象に、どんなものにしていくのかという検討が必要になります。児童館の職員など、人の配置はどのようにするのかなども含めて構想を作成していくことが必要だと考えますが、いかがでしょうか。 このような、市内にどのような内容の児童館を切望するか、児童館がなぜ必要かという市民への啓蒙的な取り組みを市が積極的に進めることが必要だと考えますが、いかがでしょうか。 以上で1回目の質問を終わります。 ○議長(勝俣米治君)  当局の答弁を求めます。 市民生活部長。     〔市民生活部長 宮下まゆみ君 登壇〕 ◎市民生活部長宮下まゆみ君)  秋山晃一議員の児童館の整備についての御質問にお答えいたします。 まず、子育て支援センター児童館機能についてでありますが、この施設では、相談室、創作室、集会室等の施設整備を行い、子育て家庭に対する相談や支援、遊びによる子供の発達支援、子供の居場所の提供等に努めております。 子育て支援センターの利用者数は、運営開始した本年1月から10月末現在で1万7,085人に上り、このうちの約7割が乳児から高校生までの利用であり、この施設が子供たちの居場所として、さらには保護者の子育て支援の場所として市民の皆様に浸透してきているものと考えております。 次に、児童館整備の構想についてでありますが、子供たちの健全育成のための施設整備につきましては、本年度、未就園児と保護者の遊びや支援の場であるつどいの広場を拡充し、また、来年度には全小学校への放課後児童クラブの設置が完了する予定となっております。 今後におきましては、本市に設置しております子育てサークルや保育園、幼稚園代表者、学校教育関係者、学識経験者などによる子ども子育て会議において、児童館の目的である子供たちの心身の健康な発達を促し、情操を豊かにするために、既存施設等の活用を図るなどの方策や市民への啓蒙的な取り組みもあわせ、引き続き協議してまいりたいと考えております。 以上、答弁といたします。 ○議長(勝俣米治君)  秋山晃一君。     〔8番 秋山晃一君 登壇〕 ◆8番(秋山晃一君)  児童館の整備について、2回目の質問を行います。 子育て支援センターが施設の趣旨にそって利用が活況を呈していることを喜びます。さらに、運営に当たるスタッフの皆さんには、子育て支援にとどまらず、このセンターが子供の発達支援についても拠点になるように力を発揮されるように望みます。 また、児童館の建設についても前向きの答弁がありました。そこでお聞きします。昨年12月議会の答弁では、児童館について、各中学校区への整備をしていくという考えが示されました。引き続き協議するということですが、いつの時期をめどに整備していくことを目標としてこの協議を進められているのか、児童館整備の構想について再度お聞きします。 ○議長(勝俣米治君)  当局の答弁を求めます。 市民生活部長。     〔市民生活部長 宮下まゆみ君 登壇〕 ◎市民生活部長宮下まゆみ君)  秋山議員の2回目の御質問にお答えいたします。 児童館整備の構想についてでありますが、先ほど答弁申し上げましたとおり、子育て支援センターの利用状況の推移や既存施設の活用などを勘案する中で、関係機関とも協議を行い、子ども子育て会議において平成32年度をめどに構想をまとめてまいりたいと考えております。 以上、答弁といたします。 ○議長(勝俣米治君)  秋山晃一君。     〔8番 秋山晃一君 登壇〕 ◆8番(秋山晃一君)  児童館の整備について、3回目の質問を行います。 平成32年をめどに協議を行い、構想をまとめていくという答弁がありました。協議ではあっても、期限を切った考えが示されたことは、児童館の整備を前に進めるものとして歓迎します。 そこで、答弁の中で整備する時期については述べられていません。昨年12月の市長の答弁では、整備していくことについては明確に答弁されていますので、構想がまとまった後に児童館を整備していく時期についてはいかがでしょうか。 この点をお聞きして、3回目の質問を終わります。 ○議長(勝俣米治君)  当局の答弁を求めます。 市民生活部長。     〔市民生活部長 宮下まゆみ君 登壇〕 ◎市民生活部長宮下まゆみ君)  秋山議員の3回目の御質問にお答えいたします。 児童館の整備時期につきましては、先ほど答弁申し上げましたとおり、子ども子育て会議において協議し、その結果をもとに、施設等の条件や社会状況等を総合的に検討する中で、早ければ平成33年度から着手してまいりたいと考えております。 以上、答弁といたします。 ○議長(勝俣米治君)  秋山晃一君。     〔8番 秋山晃一君 登壇〕 ◆8番(秋山晃一君)  今回、児童館の整備について一歩踏み込んだ答弁がありました。念願の児童館に道筋ができた思いがいたします。構想をまとめるとされた予定の期日までに3年という期間があります。このまちの児童館をよりよいものにしていくために、私も市民の皆さんの声を聞き、構想の中に反映できるように力を注いでいくことを述べて、質問を終わります。 御清聴ありがとうございました。 ○議長(勝俣米治君)  これをもって秋山晃一君の質問を打ち切ります。 渡辺幸寿君の質問を許可します。     〔14番 渡辺幸寿君 登壇〕 ◆14番(渡辺幸寿君)  平成29年12月定例会におきまして、私は、第1標題、富士吉田西桂スマートインターチェンジ開通後における道路網整備について、第2標題、学校体制について市長にお尋ねいたします。 まず、第1標題、富士吉田西桂スマートインターチェンジ開通後における道路網整備について質問いたします。 本市においても、少子高齢化や社会的要因に伴う人口減少により、平成29年11月1日現在の人口は4万9,635人であり、引き続き人口は減少し続けており、本市を取り巻く環境は厳しい状況であると思います。市長におかれましては、そうした厳しい状況を好転させるべく、本市の創生を実現するための地方人口ビジョンと、人を呼び込み、人に選ばれる魅力ある地域づくり推進のため、地方版総合戦略を策定し、観光、地域資源の活用と新たな産業の創出についてさまざまな施策を実施され、まちづくりの根幹である道路事業において、市道東富士1号線、市道新倉南線、市道大明見下の水線、市道小明見上暮地線などの道路事業をこの3年余りの間に完成させ、道路機能の向上による地域住民の利便性、防災ネットワークの強化を図られました。 また、国の直轄事業として、国道138号線新屋拡幅や(仮称)富士吉田南スマートインターチェンジなど大きな事業が進捗しつつあり、そうした中、いよいよ富士吉田西桂スマートインターチェンジが来年3月末には完成、供用開始となる見込みであります。 供用開始後は、県内外の車が中央自動車道から直接市内に乗り降りすることとなり、そこから観光各所へと赴く人たちが大幅にふえることが予想されております。当然のこととして、本市の観光の目玉である新倉山浅間公園も含まれており、季節的な交通集中による渋滞も想定されます。 現状においては、アクセス道路となる県道富士吉田西桂線は着実に整備が進められておりますが、平成27年度に策定された富士吉田市道路整備計画において、優先度1として掲げられている都市計画道路赤坂小明見線については、山梨県に対して県道昇格と道路整備事業を要望し、働きかけを行っているようでありますが、具体的な動きが残念ながら見られません。また、国道139号ふじみちへの交通集中を避けるための富士見バイパスへの新たな動線も必要と考えます。 そこで、優先度1となっている都市計画道路赤坂小明見線の具体的な整備スケジュールと、富士見バイパスへの動線となる新規道路整備の具体化についてお聞かせください。 以上、1回目の質問を終わります。 ○議長(勝俣米治君)  当局の答弁を求めます。 市長堀内茂君。     〔市長 堀内 茂君 登壇〕 ◎市長(堀内茂君)  渡辺幸寿議員の富士吉田西桂スマートインターチェンジ開通後における道路網整備についての御質問にお答えをいたします。 まず、赤坂小明見線の具体的な整備スケジュールについてでありますが、赤坂小明見線は、昨年3月に策定いたしました富士吉田市道路整備計画において、災害時の避難、輸送に対する防災道路として、また、富士北麓における広域拠点としての都市機能を高めるための道路として、市内の幹線道路の中でも整備優先度が高い道路として判定した路線であります。 赤坂小明見線の整備につきましては、調査、検討した結果、その大部分が市街地に位置し、複数の道路が富士急行線の軌道と交差していることから、技術的困難性が高く、補償料も含めた整備費も高額となるものでありました。このため、市の単独事業での整備は非常に困難であり、県施策及び予算に関する要望書により県道昇格による整備を山梨県に要望しているところであります。 渡辺幸寿議員御発言のとおり、赤坂小明見線につきましては、富士吉田西桂スマートインターチェンジの供用開始により、市の東西方向の路線の交通負荷が増大することから、その整備の必要性は高くなるものと認識をいたしております。今後におきましては、引き続き山梨県に対し、県道昇格による整備を要望するとともに、関係機関との協議を行い、新たな補助金の活用、整備手法等の調査、検討を継続し、事業化に向けて鋭意努力してまいります。 次に、富士見バイパスへの動線となる新規道路整備の具体化についてでありますが、この道路につきましては、富士吉田市道路整備計画において、富士吉田西桂スマートインターチェンジから国道139号富士見バイパスまでの連絡道路として既に計画しております。渡辺幸寿議員の御発言の富士見バイパスまでの新たな動線につきましては、県道から国道への接続道路に当たることから、現在、山梨県において整備が進められております県道富士吉田西桂線の延伸事業としての整備を山梨県に対し要望してまいります。 以上、答弁といたします。 ○議長(勝俣米治君)  渡辺幸寿君。     〔14番 渡辺幸寿君 登壇〕 ◆14番(渡辺幸寿君)  2回目の質問をいたします。 本市と周辺市町村を結ぶ広域幹線道路と幹線道路のネットワークの強化が着々と進捗する中、市の東西南北各地域を連結する接続道路による市内道路ネットワークの整備が必要不可欠であります。国道137号、国道138号の渋滞解消のためのバイパス道路として建設されました新倉河口湖トンネルと新倉南線及び山中湖忍野富士吉田線は、県内外の流入流出車両が頻繁に行き交う道路として機能しております。その目的たる国道137号の渋滞解消に大きく寄与していることは万人が認めるものと思います。そして、このことは私自身、身近な生活道路の重要性と市民生活への影響度の大きさを改めて認識するものであります。 本年8月20日に市民が参加し実施されました火山災害時を想定した笛吹市への広域避難訓練において、新倉河口湖トンネル前後で避難車両の交通集中による最長3キロメートルの渋滞が発生し、避難所までの所要時間が2倍になったと聞いております。仮に同様の訓練を東京方面への避難を想定して国道139号で実施したとすると、より重大な渋滞が発生しただろうことは容易に想像されます。つまり、道路はただ単に幹線道路を整備するだけでなく、その道路に連結する接続道路もあわせて整備し、相互が補完し機能することによって、交通量の分散、特定の箇所への交通集中を防ぐこととなることを証明しております。 特に、私が強く要望している赤坂小明見線は、沿線に富士急行線と平面交差しているお姫坂踏切があり、また、踏切を中心に多くの道路から流入、流出する複雑な形状をしており、最大のネック部分だと理解しております。地元住民であっても、当該箇所を安全に通過することは日々神経を使っている状況です。まして、県外の方が多く訪れるようになった昨今では、さらにその危険性が高まっているものと感じている次第です。 事実、ことし10月13日の金曜日、午前11時50分ごろ、お姫坂を下る観光バスと浅間公園よりお姫坂を上る観光バスとがすれ違いができず、大渋滞を起こしました。その間に、富士急行線河口湖行きの電車が通過いたしました。そうした状況を一度ならず目撃しており、重大事故の発生がないよう祈る思いであります。危険な状況が日々発生するおそれのある踏切部分だけでも、早急に改修等を考える必要があると思います。 交通安全確保は日常生活における安心・安全に欠かせない要素であり、最優先事項であると思いますが、市長はどのように考えますか、お聞かせください。 市の道路整備計画にも広域幹線道路機能の強化、安心して歩いて暮らせるまちづくり、災害に強い道路網の形成を通して、本市において必要性の高い路線を優先的に整備、計画していくとうたわれております。その点を踏まえ、下吉田地区住民の要望である赤坂小明見線の改良については、短期的な危険な箇所の改修、長期的に県道昇格を含め、その事業化に向けての対応について、今後どのような方針で御尽力いただけるのか、再度お伺いし、私の2回目の質問とさせていただきます。 ○議長(勝俣米治君)  当局の答弁を求めます。 市長堀内茂君。     〔市長 堀内 茂君 登壇〕 ◎市長(堀内茂君)  渡辺幸寿議員の2回目の御質問にお答えいたします。 まず、小舟山踏切周辺の安全性の確保についてでありますが、渡辺幸寿議員御発言のとおり、小舟山踏切周辺につきましては、複数の道路と富士急行線の踏切部が重なることから、交通渋滞と走行危険性の解消が赤坂小明見線の整備における重要課題になっております。また、この周辺が通学路にもなっていることから、行政として責任を持った対応をすべきものであり、歩行者の安全を守るため、歩道と車道の分離標等を設置したところであります。 今後におきましても、さらなる安全性の確保のため、注意喚起をする看板の設置、路面表示等、現況を踏まえた上で最大限の対策を講じてまいります。 次に、赤坂小明見線事業化に向けての今後の対応についてでありますが、赤坂小明見線につきましては、これまで重要課題であります小舟山踏切周辺の問題を解消するため、調査、検討を実施してまいりました。車道の拡幅、横断道路の高架等、また、複数のルートを設定し、事業費、走行安全性等の面から検証を行いました。いずれのルートにおきましても補償費と工事費が高額となることから、引き続き山梨県に対し、県道昇格による整備を要望してまいります。 さらに、渡辺幸寿議員御発言のとおり、交通渋滞と走行危険性の問題は一刻も早く解消すべき最優先事案であること、私自身も認識していることから、今後におきましては、並行して関係機関との協議を行うとともに、新たな補助金の活用、都市計画街路の見直し等の検討を行い、積極的に道路整備計画を進めてまいります。 以上、答弁といたします。 ○議長(勝俣米治君)  渡辺幸寿君。     〔14番 渡辺幸寿君 登壇〕 ◆14番(渡辺幸寿君)  第2標題、学校体制についてお伺いいたします。 全国的に人口減少と少子高齢化の進行が急激に進んでおり、各地で深刻な問題となっております。政府も地方自治体も地方創生を掲げて、人口減少対策や一極集中是正に取り組んでいます。しかし、いま一つ効果が見えない状況が続いております。 当市においても人口減少により、児童・生徒数は、小学児童が平成19年時には3,419名あったものが、平成29年時には2,400名まで減少し、この10年余りで1,000名ほどの減少に至っております。中学生においても、平成19年時には1,864名であったものが平成29年時には1,360名と、500名余りが少なくなっております。学校には大規模校、小規模校、それぞれメリット、デメリット等はありますが、今後の体制についてどのように考えておられるのかお伺いいたします。 1回目の質問を終わります。 ○議長(勝俣米治君)  当局の答弁を求めます。 教育長小林英明君。     〔教育長 小林英明君 登壇〕 ◎教育長(小林英明君)  渡辺幸寿議員の学校体制についての御質問にお答えいたします。 学校教育におきましては、多様な考えに触れ、認め合い、協力し合い、切磋琢磨することを通じて、一人一人の資質や能力を伸ばしていくことが重要であり、そのためには適正規模の学校が望ましいと言われております。 渡辺幸寿議員御発言のとおり、本市におきましても、全国の地方都市と同様、児童・生徒数が年々減少する状況となっていることから、市内小・中学校の学校規模にかかわる教育上の諸問題が顕在化することが懸念されており、教育委員会におきましてもこの課題にどう対応すべきか議論を進めております。 本市と同規模の地方都市との学校数を比較いたしますと、本市の学校数はそれらの都市と同程度の数となっております。また、共働きの増加などによる家庭の事情や多様な価値基準の判断のもと、就学区域以外の学校への就学も多く見られ、大規模校や小規模校が発生する要因となっております。 このような状況を鑑みますと、本市における今後の学校体制につきましては、児童・生徒数が3,700人余りの現時点では、これらの状況の改善を図るため、各地区の歴史文化や地域資源を活用した特色ある学校づくりに力を入れるとともに、さらに、本年度より地域と学校の連携を深めるためのコミュニティースクールの取り組みも始めております。これらの取り組みを推進することで、地域と学校とが協力して、地域のコミュニティーの核となる魅力と特色のある学校づくりが可能となり、地域に根差した就学校としてしっかり位置づけられるものと考えております。 以上、答弁といたします。 ○議長(勝俣米治君)  渡辺幸寿君。     〔14番 渡辺幸寿君 登壇〕 ◆14番(渡辺幸寿君)  2回目の質問をいたします。 学校は地域のコミュニティーの中心であり、私も残すべきと考えております。それには児童・生徒数の適正化に向けて学校区域の見直しが必要と考えます。現在、当市にも学校区域はありますが、現状は有名無実的な状態であると考えております。 私が平成26年に適正規模、学校区域の見直しについて一般質問した折、教育長は、複数クラス編制及び学校区域の再編に対して協議会等の設置を検討してまいりますと答弁してくださいました。協議会においては調査研究を行い、どのような意見が出され、どのような結果が出ているのかお聞かせください。 以上、2回目の質問といたします。 ○議長(勝俣米治君)  当局の答弁を求めます。 教育長小林英明君。     〔教育長 小林英明君 登壇〕 ◎教育長(小林英明君)  渡辺幸寿議員の2回目の御質問にお答えいたします。 平成26年9月の渡辺幸寿議員からの一般質問を受け、教育委員会では、まずは現状を細やかに把握するため、学区外への就学状況や複合学区内での学校選択状況につきまして、申請理由や通学距離なども含め、詳細に調査、分析を行ったところであります。 さらには、全教職員に対し、学校規模の適正化についてのアンケート調査も実施いたしました。その結果、各家庭におけるさまざまな事情や価値観などに基づいて保護者が学校を選択していることが大規模校や小規模校を発生させているものの、各学校においては、それぞれの規模に応じた創意工夫により、学校としての機能はしっかりと保たれていることが確認できました。 こうした状況を踏まえ、教育委員会内部においてさまざまな検討を重ねた結果、保護者の学校選択については、一概に強制的な制限ができない状況となっていることから、市民への多大な影響を及ぼす学校区域の再編や統廃合などの見直し方式による適正規模の学校体制づくりは、効果的な手段とはなりにくいとの判断に至りました。このため、これまで協議会を開催することなく対応してきたところであります。 したがいまして、教育委員会といたしましては、当面、学校やPTAと協議、協力する中で、地域に根差した魅力ある学校づくりをすることが望ましい教育環境づくりであると考え、引き続き効果的な学校体制づくりに努力してまいります。 以上、答弁といたします。 ○議長(勝俣米治君)  渡辺幸寿君。     〔14番 渡辺幸寿君 登壇〕 ◆14番(渡辺幸寿君)  私は、地域の発展は道路網の強化と安心・安全に暮らせるまちづくりだと思っております。赤坂小明見線の改修、また、富士吉田西桂スマートインターチェンジの供用開始は、市内西部、東部の地域活性化の期待と安心・安全の道路開発であり、さらなる進捗を望みます。市長には邁進してくださることを切にお願い申し上げます。 また、教育問題に対しましては、父兄の各種不安を取り除くよう、魅力ある学校づくりに努力していただき、私の一般質問を終わります。 御清聴ありがとうございました。 ○議長(勝俣米治君)  これをもって渡辺幸寿君の質問を打ち切ります。 ここで15分間休憩し、2時25分より再開いたします。---------------------------------------     午後2時10分 休憩     午後2時25分 再開--------------------------------------- ○議長(勝俣米治君)  再開します。 横山勇志君の質問を許可します。 12番横山勇志君。     〔12番 横山勇志君 登壇〕 ◆12番(横山勇志君)  ただいまより、平成29年12月定例議会の一般質問を始めたいと思います。 今回私が質問することは、企業誘致と雇用対策についての1点を市長にお伺いしたいと思います。 標題1、企業誘致と雇用対策についての1回目の質問をいたします。 私は2年前の平成27年12月定例議会においても同様の質問をしております。このテーマの質問は、私のみならず、市長におかれましても公約の中で、雇用の確保と市の活性化を挙げていることから、大変重要なテーマであると認識していると推察いたします。 皆様も御存じのとおり、本市の人口減少並びに若者の流出、それに伴う活力衰退は、我が国の地方崩壊とリンクしているとはいえ、黙って見過ごすことのできない大きな問題であると私は考えております。そして、働く場の提供と活性化をサポートする行政の役割は、守備範囲も広く、多岐にわたり、複合的に施策を展開する必要があり、知恵を絞ってこれらの問題を突破しなければ本市に明るい未来はやってきません。 しかしながら、幸いにして本市は首都圏に近く、また自然豊かな地域であることから、さまざまな可能性を秘めていることを私たちはいま一度念頭に置かなければなりません。市長も2年前の答弁で同様のことを賛同し、述べられておりますので、心強い限りであります。そこで、私は市長の考えを再度確認させていただきます。今ここでは、私が2年前に行った詳細な質問の中から、具体的な案件に対しましての率直な進捗状況を幾つか市長にお尋ねしたいと思います。 第1に、市道横町熊穴線が計画と変遷した経緯と、今後のロードマップはどのようになっているのか、市長にお伺いいたします。また、あわせて、大型産業集積エリア、剣丸尾西土地区画整理事業の進捗状況についても市長にお伺いいたします。 第2に、昨年9月定例会の議員協議会において、キリンビバレッジ株式会社の事業撤退についての説明を受けました。本件は、富士吉田市との企業立地協定も締結されており、非常に残念な思いでありますが、撤退に至る経過と今後の状況について、広く市民にも伝達する意味も込めまして、いま一度ここで市長に説明を求めます。 第3に、市長は2年前の答弁において、教育機関の誘致に向けて積極的に山梨県に働きかけるとありましたが、その後の進捗状況についてお伺いをいたします。 さて、市長は企業誘致の新たな対策として、富士吉田市地域創生戦略本部を設置し、若い世代の雇用の場の創出、従来の行政の役割や方策にとらわれない創意工夫などを全庁一丸となって実行していきたいと、同じく2年前に答弁されています。また、企業の求めるインフラ整備等の先行投資を前提に、さらなる支援策を全庁一丸となって多数の企業誘致を確実にするとも答弁されています。 そこで、市長に質問いたします。市長は全庁一丸となって、何をどのように実施してきたのか、それぞれの成果と進捗状況をお尋ねいたします。 以上で標題1、企業誘致と雇用対策についての1回目の質問を終わります。 ○議長(勝俣米治君)  当局の答弁を求めます。 市長堀内茂君。     〔市長 堀内 茂君 登壇〕 ◎市長(堀内茂君)  横山勇志議員の企業誘致と雇用対策についての御質問にお答えいたします。 まず、市道横町熊穴線の計画が変遷した経緯についてでありますが、この道路につきましては、当初は地元自治会から道路整備の要望による陳情道路でありましたが、諸事情により事業の進捗が進まない状況が続いておりました。そのような中、近年、全国各地において地震、大雨等の自然災害が多発していることから、山梨県と自然災害等の安全対策に関しての協議を行いました。その結果、ドクターヘリや緊急災害物資等の輸送における防災活動拠点である富士北麓公園への新たな輸送ルートを確保することにより、防災体制の強化を図ることといたしました。このようなことから、昨年3月策定の富士吉田市道路整備計画において、市道横町熊穴線を整備の優先度の高い防災ネットワーク路線として新たに位置づけたものであります。 次に、今後のロードマップについてでありますが、本年9月の議会において、市道横町熊穴線ほか2路線の道路予備設計業務委託に係る補正予算を可決していただき、10月に入札を実施した後、委託業務の発注を行い、現在、委託業者において予備設計の作成業務を行っております。来年度以降につきましては、全体を2工区に分けて実施設計、用地買収及び工事を6カ年計画で実施していく予定となっております。 次に、大型産業集積エリア、剣丸尾西土地区画整理事業の進捗状況についてでありますが、昨年から行っております仮換地指定のための地権者の合意の状況につきましては、地権者への個別説明により、現在9割近くの地権者から合意を得たところであり、引き続き未合意の地権者との交渉を進めていくと伺っております。 また、当該地区への進出企業につきましては、現在、複数の企業と交渉を行っておりますが、進出企業の決定にはもうしばらく時間がかかるとの報告を受けております。いずれにいたしましても、進出企業の決定が当該事業計画の認可に必要な要件であることから、今後におきましても組合との連携を密にし、組合活動を支援してまいります。 次に、キリンビバレッジ株式会社の事業撤退についてでありますが、昨年8月26日に同社の代表取締役社長が本市を訪れ、地下水を活用した事業からの撤退を決断した旨の報告がありました。社長からは、事業の海外進出の結果、思うような実績が上げられず、その結果として会社の経営改善を余儀なくされた。会社の決定事項として、地下水を活用した事業から撤退し、会社の体質改善強化を実施することとなった。地下水事業からの撤退の時期は8月31日としている。弊社の事情で富士吉田市に迷惑をおかけして大変申しわけない。どうぞ弊社の状況も理解していただきたい。また機会があれば一緒に事業展開を行いたいとの報告がありました。 本市といたしましては、キリンビバレッジ株式会社の撤退については非常に残念でありますが、民間企業の経営活動の結果として判断した事柄であり、やむを得ないものがあるものと受けとめております。しかしながら、キリンビバレッジ株式会社と富士山の銘水株式会社との合弁会社については、富士山の銘水株式会社が工場建設を引き継いでおります。 また、富士山の銘水株式会社は、大手電気通信事業者であるKDDI株式会社と平成27年に資本・業務提携契約を締結しており、全国auショップを活用し事業展開しています。この資本・業務提携の取り組みの中で、新工場を建設するとのことであります。この新工場につきましては、当初キリンビバレッジ株式会社との合弁会社時に計画していた規模を超える内容で計画しているとのことで、今後、開発申請、確認申請などの手続を経て、工事着工、新工場竣工を予定し、地元からの雇用に関しても積極的に行う旨の話を伺っております。 次に、教育機関の誘致に向けた進捗状況についてでありますが、2年前の答弁を行った時点では、山梨県内の産業界、教育界等の代表者で構成される産業人材育成検討委員会において、県立高等専門学校の設置等が議論されている状況にありました。後藤知事は昨年2月、当該検討委員会の議論を踏まえ、高等専門学校の設置を断念し、甲府工業高等学校に全日制の専攻科を設置することを表明いたしました。 こうした中、私は、専門の教育機関が富士北麓地域に必要不可欠なものであるとの強い認識を持っていたことから、この地域の町村長及び議会に呼びかけを行いました。そして、昨年3月、県知事及び県教育長に対し、富士北稜高等学校に2年制の専攻科を設置し、高度な専門教育を一貫して行える体制の整備を望む要望書を、地域の町村長と議長との連名により、関係県議会議員の同席のもとで提出いたしました。これを受け、山梨県としては、甲府工業高等学校の専攻科設置の実績等を見ながら、この地域への設置の是非を検討することとなっております。 さらには、この地域が日本有数の観光地であり、観光産業においても人材ニーズの高まりがあることから、人材育成の場として、富士北稜高等学校に観光産業科などの新設を含めた学科の再編もあわせて要望いたしました。これらにつきましては、本年度、富士北稜高等学校に観光ビジネスコースが新設されたことから、この地域に必要となる人材育成の場や今後の雇用促進が図られるものと考えております。 次に、企業誘致に関する全庁一丸となっての取り組みについてでありますが、従来の行政の役割や方策にとらわれない創意工夫として、市内の不動産業者や開発事業者、金融機関との連携による事業用地の確保に向けた富士吉田市企業立地促進ネットワーク事業を行っており、これにより複数の事業用地が確保できました。今後もさらに拡大を図ってまいりたいと考えております。 また、企業の求めるインフラ整備等の先行投資を前提としたさらなる支援策についてでありますが、本年6月に公布されました地域未来投資促進法に基づく制度を活用し、山梨県とも連携する中で積極的に対応を行ってまいります。この2年間の実績といたしましては、誘致企業1件、事業用地取得1件、事業拡大4件、その他誘致斡旋を15件行い、そのうち現在進行中の案件は8件であります。今後におきましても、企業誘致の成立を目指し、全庁が一丸となって対応してまいります。 以上、答弁といたします。 ○議長(勝俣米治君)  横山勇志君。     〔12番 横山勇志君 登壇〕 ◆12番(横山勇志君)  標題1、企業誘致と雇用対策について、2回目の質問をいたします。 まず、市道横町熊穴線についてですが、私は2年前に、私の住む地域の市道横町熊穴線を、無償提供に頼るばかりでなく、有償扱いという考え方も視野に入れて企業誘致を有利に持ち込む方策も必要だという趣旨の質問をいたしましたが、結果的に、昨今の自然災害等鑑みての防災ネットワーク路線に位置づけていただき、市長のさまざまな御尽力を高く評価しております。市長には引き続き計画の完遂をお願いいたします。 次に、大型産業集積エリア、剣丸尾西土地区画整理事業についてですが、市長答弁の内容は時を経てトーンダウンしているように感じられます。市長は2年前の私の質問に対して、当該地区の見込まれる誘致企業及び雇用者数は、6社以上、1,000人に迫る規模を想定しておりますと答弁され、また、本市の地域総合戦略に雇用対策と産業基盤の整備に位置づけておき、本市の経済発展に直接結びつけるとの思いを述べられています。 当該地域は民間主体の事業であり、行政がどこまで関与するかという線引きも確かにありますが、さきの明治大学跡地を買い上げて株式会社牧野フライス製作所を誘致するに至ったときのような市長の強い御英断も時には必要だと私は考えております。 そこで、大型産業集積エリア、剣丸尾西土地区画整理事業について、再度市長に質問をいたします。市長は当該地域の企業誘致をどのような気構えとリーダーシップを発揮されて現状を打破されるのか、お聞かせください。 キリンビバレッジ株式会社と本市との企業立地協定については、交渉相手の都合もあり、なかなか理想どおりにうまくいかないことはよく理解できるところであります。引き続き市長におかれましては、着実に企業誘致を進めていただきたいと思います。 また、教育機関の誘致については、市長答弁の実績と行動を高く評価いたします。引き続き本市若者の将来を担った確かな拠点と、地元に若者が根差せるよう、私も微力ながら応援をいたします。 しかしながら、市長答弁の全庁一丸についてですが、私はこれをこのまま看過することはできません。2年前の市長答弁にありましたように、富士吉田市地域創生戦略本部は確かに設置されました。その中でも特に重要な案件として、若者の定住促進を挙げられています。例えるなら、企業誘致をハード面の充実とするならば、若者等の移住・定住促進はソフト面の充実であり、Iターン、Uターン等の人材確保と密接に関係しています。 以上を踏まえた上で、私は定住希望者の例を1例挙げて市長に質問したいと思います。その定住希望者は、市の定住促進制度を活用して、市の担当者並びに支援団体の協力を親身に受け、富士吉田市で起業と定住を決めました。しかし、いざ定住促進奨励金制度の申請をすると、条件を満たしていないとのことで認定を却下されたそうです。市長には、本人からの異議申立書が平成29年6月23日と同年9月28日に提出されているので御存じの案件だと思います。そこで、市長に質問をいたします。この事例のどこが条件に満たなかったのか、簡潔に御答弁願います。 さて、本件が最終的にどのようになったのか説明いたしますと、別の制度を用いて本人希望の補助を現在申請準備中です。結果的に見ると全く同じことが実現されるように見えますが、これはまさしく縦割り行政の弊害と言わざるを得ません。市長発言の全庁一丸というかけ声が美辞麗句に思えてなりません。一般の人から見れば、同じ相談なのに担当する部署によって結果が違うということになります。これが市長の言う全庁一丸なのでしょうか。これで市民の理解が得られるでしょうか。 市長は常々、住みたいまちナンバーワン、子育てしたいまちナンバーワンと標榜しており、本市庁舎には「おもてな市、富士吉田」と大きく看板が掲げられていますが、全庁一丸となったおもてなしを徹底しているのでしょうか。市長に御答弁願います。 以上で標題1、企業誘致と雇用対策について、2回目の質問を終わります。 ○議長(勝俣米治君)  当局の答弁を求めます。 市長堀内茂君。     〔市長 堀内 茂君 登壇〕 ◎市長(堀内茂君)  横山議員の2回目の御質問にお答えいたします。 まず、市道横町熊穴線につきましては、防災ネットワーク路線として整備の優先度の高い路線であることから、富士吉田市道路整備計画に基づき、当該事業が進捗するよう鋭意努力してまいります。 次に、大型産業集積エリア、剣丸尾西土地区画整理事業についてでありますが、現状におきましては、土地区画整理事業の要である換地計画の合意が最優先であることから、組合において個別の説明を行っているところであります。これと並行して、より優良な企業の進出を実現するため、組合と連携し、積極的に交渉を進めているところであります。この事業により生み出される企業用地は広大なものであり、本市におきましては過去に例のない大型の開発事業となり、申し上げるまでもなく、その経済効果は大いに期待できる事業であることから、何としても実現しなければならないものと考えております。 いずれにいたしましても、このような大型の開発事業に係る企業の誘致につきましては、複数の企業との交渉が生じ、また、企業側の事情も考慮しなければならないなど、ある程度の時間を要すことは覚悟しており、今後におきましても引き続き交渉を重ねてまいり、企業側の承諾に向け、組合と連携を図ってまいります。 次の、定住促進奨励金制度の申請に対する却下の理由につきましては、後ほどまちづくり部長をして答弁いたさせます。 次に、同じ相談で部署によって結果が違うとの御指摘についてでありますが、この案件は定住促進奨励金制度の対象事案とは全く別の、これから行う事業に対する補助制度を利用しようとするものでありますので、行政の縦割りの弊害に当たると御指摘されることではないと考えます。 次に、全庁一丸となってのおもてなしの徹底についてでありますが、このおもてなしにつきましては、富士吉田市民はもとより、富士吉田市を訪れる全ての方々に心から寄り添い、相手の立場になって行動することであり、私の市長就任当初からその思いは全く変わっておらず、富士吉田市職員全員が心がけ、徹底しているものであります。 以上、答弁といたします。 ○議長(勝俣米治君)  まちづくり部長。     〔まちづくり部長 渡辺弘之君 登壇〕 ◎まちづくり部長(渡辺弘之君)  横山勇志議員の定住促進奨励金制度の申請に対する却下の理由についての御質問にお答えいたします。 この制度につきましては、平成27年6月に補正予算の議会議決を経て、同年7月から制度を施行し、同年4月まで遡及して適用したものであります。今般の申請は、中古物件利用者家賃支援及び中古物件改修支援制度の要件である空き家、空き店舗に登録された物件に該当せず、制度の適用から2年を経過した本年6月に奨励金申請されたものであります。したがいまして、御質問の案件につきましては、申請者に対しその趣旨を回答させていただきました。 以上、答弁といたします。 ○議長(勝俣米治君)  横山勇志君。     〔12番 横山勇志君 登壇〕 ◆12番(横山勇志君)  標題1、企業誘致と雇用対策について、3回目の質問をいたします。 大型産業集積エリア、剣丸尾西土地区画整理事業については、民間主体で進められている事業ですが、市長には、当該地区の企業誘致を常々念頭に置き、機を見てリーダーシップを発揮して、よい方向に導いていただきたいと思いますし、私も当初より当該地区の区画整理事業に思い入れがあり、今後も注視していきたいと思います。 次に、定住希望者の申請却下の事例ですが、部長答弁によりますと、中古物件利用者家賃支援及び中古物件改修支援制度の要件である空き家、空き物件に登録された物件に該当せず、制度の適用から2年を経過した申請なので、申請者にその旨を回答したとありますが、この対応そのものがこの問題の本質であると私は思います。 市長は、定住促進奨励金制度を補正予算してまでつくり上げました。市長にとっては大変重要な施策だと理解しています。つまり、本制度の本質は、減少していく定住者をふやすべく、富士吉田市に人を呼び込む施策であるはずなのに、実際には、この施策をどのように活用するべきなのか現場で周知がされず、その結果、適切なアドバイスもできない上、適用外という事実に直面していることです。事例の当該定住希望者は定住促進制度そのものに異論があるわけでなく、運用形態そのものに不信感を覚えたのだと私は理解をいたしました。 部長答弁の中に、同年7月より制度を施行し、同年4月まで遡及して適用したとあります。私は当該定住希望者に限らず、本市への定住希望者が望む空き家が登録対象外だった場合に、家主に対して登録を促す等の、そのとき適切な手だてがなかったのか不思議でなりません。市長の考えをお伺いいたします。 市長答弁の、同じ相談なのに担当する部署によって結果が違うという部分以下ですが、私は市長が何を言おうとしているのかよくわかりません。一般的に、定住促進奨励金制度とこれから行う事業に対する補助制度が全く違ったとしても、制度を受けようとする人にとって結果が同じならどちらでもよいことです。制度を受けたい当人が、たまたま適用しない部署の制度を申請を行い、希望がかなわないケースでも、その場の担当者が可能性のある別の部署を紹介してくれるだけでも結果が違うかもしれません。もし最初の部署で適用外になった当人が、後に別の部署に行けば希望がかなったと知ったらどう思うでしょう。きっと縦割り行政の弊害だと思うことでしょう。 また、当該定住希望者の例を出しますが、最初にコンタクトした部署で適応外となったことはさきに説明したとおりです。その後、当該定住希望者が困っているところで相談を受けたのが私です。そこで、私が本人から聞き取り調査をし、担当部署に問い合わせたところ、今回の制度に合致しないので我々も救ってやれないと回答を得ました。しかし、私が過去に活用させていただいた別の制度を思い出し、その旨を担当部署に確認したところ、まだその制度が存在しているとの報告を受けて、当該定住希望者にアドバイスをしました。本来なら、最初の担当職員が定住希望者目線に立って考えをめぐらせることができたのなら、おのずとほかの制度にたどり着くはずではないでしょうか。市長の全庁一丸とはこのようなことを実現させたいのではないでしょうか。そのように私は思うのですが、市長の考えを再度伺います。 私は、本市に人を定住させ、ひいては雇用対策までに結びつけるためには、全庁挙げた行政サービスの向上と窓口対応を徹底させるべきだと思いますし、住民目線に立った真摯な応対こそ、市長の掲げる全庁一丸となったおもてなしだと思います。市民にとって本市に必要なことは、全庁を挙げた横の連携ではないでしょうか。そのためには、目に見える具体案として、現在配置されているコンシェルジュ制度をさらに充実させてみてはいかがでしょうか。市長の考えをお伺いいたします。 以上で標題1、企業誘致と雇用対策について、3回目の質問を終わります。 ○議長(勝俣米治君)  当局の答弁を求めます。 市長堀内茂君。     〔市長 堀内 茂君 登壇〕 ◎市長(堀内茂君)  横山議員の3回目の御質問にお答えいたします。 まず、申請却下の事例についてでありますが、定住促進奨励金制度は本市にとって重要な施策であり、人口減少対策の観点から私の政策として立ち上げた制度であります。したがいまして、制度を運用していく上で、市民の皆様の大切な公金を原資としていることから、公平・公正に真に必要な方に交付することは大前提であり、このため、定住促進奨励金交付要綱を定め、適切に対応を行っているものであります。 また、本制度につきましては、移住・定住施策をより促進するため、制度のルールは遵守しながらも、定住希望者がより利用しやすい制度として運用してまいります。 次に、定住促進奨励制度とこれから行う事業に対する補助制度が全く違ったとしても、制度を受けようとする人にとって結果が同じならばどちらでもよいとのことですとの御発言でありますが、市役所で行っております各種事業及び補助制度等には必ず目的があり、期待する成果があります。今回、申請者が利用しようとする補助制度は、先ほど答弁申し上げましたとおり、申請者がこれから行おうとする全く新しい事業に対する補助でありまして、定住促進奨励金の申請とは別事案に対するものでありますので、目的及び成果が同じでないことを御理解願います。 しかしながら、横山議員の御指摘につきましては私も真摯に受けとめ、来庁者への対応にはこれからも十分に意を用いてまいります。重ねて、全庁一丸となったおもてなしにつきましては、私も常日ごろから報告、連絡、相談を行い、庁内が一つになって事業を行うよう周知徹底を図り、職員も私の意を受け日々の職務を行っており、今後におきましても継続してまいりたいと考えております。 次に、コンシェルジュにつきましては、現在ある受付及び窓口コンシェルジュ制度も活用する中で、より一層の市民サービスに努めてまいります。 以上、答弁といたします。 ○議長(勝俣米治君)  横山勇志君。     〔12番 横山勇志君 登壇〕 ◆12番(横山勇志君)  市長におかれましては、市政各般にわたりさまざまな施策に取り組まれていることに対しまして、心から敬意を払う次第でございます。今後におきましても、市民目線に立つ中で、全庁一丸となって市民サービスが向上しますよう御尽力を願います。 以上で私の一般質問を終わらせていただきます。御清聴ありがとうございました。 ○議長(勝俣米治君)  これをもって横山勇志君の質問を打ち切ります。 桑原守雄君の質問を許可します。 11番桑原守雄君。     〔11番 桑原守雄君 登壇〕 ◆11番(桑原守雄君)  平成29年12月定例会におきまして、第1標題、市立病院レストランの再開について、第2標題、新倉山浅間公園への小型ケーブルカーの敷設について一般質問をさせていただきます。 まず、第1標題、市立病院レストランの再開についてお尋ねします。 私は、入院患者の見舞いで山梨赤十字病院を訪れることがあります。コンビニエンスストアのほかに、昼時にはレストランが開店し、一般の来院者や白衣を着た看護師などでにぎわっていました。メニューも豊富で、500円の日がわり定食を注文いたしました。ボリュームもあり、おいしさも十分でした。大手の給食受注運営会社が請け負っているとのことであります。 山梨赤十字病院が272床、市立病院は304床、病床数においては若干市立病院のほうが多いわけであります。山梨赤十字病院は立地上、周辺に飲食店が余りないという点もあります。病院の食堂は、時にはある家族にとってつらい病状を打ち明ける場でもあり、また、別の家族にとっては回復の喜びを分かち合う場でもあります。レストランは診療部門の附帯設備であり、診療部門の強化のためには犠牲にしてもよいという考え方はいかがなものかと思います。総合病院にあっては、家族や仲間と過ごせる食の場である院内レストランも医療部門の重要な一つであると考えます。 これらのことから、私は市立病院のレストランを再開すべきであると考えます。今年4月1日以降、レストランを休業している市立病院においては、院内レストランの需要を喚起する工夫をし、制度を凝らし、利便性、おいしさ、そして良質な医療環境とすべく、地域のセンター病院である市立病院を取り戻す取り組みについて、その用意があるかお尋ねします。 ○議長(勝俣米治君)  当局の答弁を求めます。 市長堀内茂君。     〔市長 堀内 茂君 登壇〕 ◎市長(堀内茂君)  桑原守雄議員の市立病院レストランの再開についての御質問にお答えをいたします。 市立病院レストランにつきましては、本年6月定例会での前田厚子議員からの御質問に対し、レストラン受託会社からの従業員の欠員、解消できない赤字という理由により本年3月末に閉鎖したこと、また、市立病院の今後の運営やレストランを取り巻く厳しい状況などを総合的に検討した結果、診療部門の強化を犠牲にしてまでも附帯施設であるレストランを継続運営すべきではないと判断したことなどをお答えいたしました。現在においてもその考え方に変わりはなく、レストランの再開はしないものといたしております。 したがいまして、旧レストランスペースにつきましては、地域住民に必要な医療を提供するため、多様化、高度化する医療環境に合わせた診療部門の強化に活用いたします。また、病院を訪れる皆様の利便性等に十分配慮する中で、休憩や飲食にも利用できるような売店スペースの拡充等につきましても、市立病院内の検討組織において引き続き検討を重ねてまいります。 以上、答弁といたします。 ○議長(勝俣米治君)  桑原守雄君。     〔11番 桑原守雄君 登壇〕 ◆11番(桑原守雄君)  市立病院レストランの再開について、2回目の質問をさせていただきます。 ことしの3月に入ったころ、市立病院のレストランが3月末で閉鎖されることを耳にしました。それを受け、私は3月定例会の予算特別委員会の総括質疑の中で、再開されるよう前向きに検討していただくよう要望いたしました。そのときの状況から見て、議会にも市民にも報告しないで閉鎖するつもりであったと思われます。6月の定例会におきまして、前田議員の一般質問に対して、現在の売店スペースの拡充を含め、新たな利用形態について病院全体で検討しているところでありますとの答弁がありました。その検討結果をお示しいただき、2回目の質問といたします。 ○議長(勝俣米治君)  当局の答弁を求めます。 市長堀内茂君。     〔市長 堀内 茂君 登壇〕 ◎市長(堀内茂君)  桑原議員の2回目の御質問にお答えいたします。 新たな利用形態の検討結果についてでありますが、現状、十分なスペースを確保できていない診療部門につきましては、その強化のために必要な面積の確認並びに再配置等を検討し、また、その配置に係る建物の構造上の制限等について設計会社に確認を行っております。また、売店スペースの拡充につきましては、一部壁の撤去等による空間の確保や運営形態を含め、休憩や飲食に使いやすく快適なスペースとなるよう協議を行っております。 いずれにいたしましても、レストラン閉鎖後のスペースの新たな利用形態につきましては、現在、市立病院内の検討組織において検討を重ねているところであり、病院を訪れる皆様が必要な医療を安心して受けられるようにするとともに、その方々にとっての利便性が向上するよう努めてまいります。 以上、答弁といたします。 ○議長(勝俣米治君)  桑原守雄君。     〔11番 桑原守雄君 登壇〕 ◆11番(桑原守雄君)  市立病院レストランの再開について、3回目の質問をさせていただきます。 2回目の答弁におきまして、売店スペースの拡充につきましては、一部壁の撤去等による空間の確保や運営形態を含め、休憩や飲食に使いやすい快適なスペースとなるよう協議を行っておりますとの答弁がありましたが、現在、市立病院には医師、看護師、病院事務職員等を含め400人以上が勤務しております。そうした方々からの要望でもあり、見舞い客や付き添いの人たちからの切なる願いでありますことを踏まえて検討していただきたいと考えますが、市長はいかがお考えでしょうか。 以上、3回目の質問といたします。 ○議長(勝俣米治君)  当局の答弁を求めます。 市長堀内茂君。     〔市長 堀内 茂君 登壇〕 ◎市長(堀内茂君)  桑原議員の3回目の御質問にお答えいたします。 市立病院レストランの受託会社は、従業員の欠員、解消できない赤字を撤退の理由といたしております。その理由の一つである解消できない赤字の要因といたしましては、結果として、病院職員も含めたレストラン利用者が極めて少ないという状況であったものであり、現状においても多くの職員がレストランの再開を要望しているものではないものと認識いたしております。 また、先ほど答弁申し上げましたとおり、旧レストランスペースにつきましては、地域住民に必要な医療を提供するため、多様化、高度化する医療環境に合わせた診療部門の強化に活用するとともに、売店スペースの充実等につきましても、病院を訪れる皆様の利便性等に十分配慮する中で、市立病院内の検討組織において引き続き検討を重ねてまいります。 以上、答弁といたします。 ○議長(勝俣米治君)  桑原守雄君。     〔11番 桑原守雄君 登壇〕 ◆11番(桑原守雄君)  第2標題、新倉山浅間公園への小型ケーブルカー敷設について質問いたします。 山梨県の国道141号線を韮崎方面から清里高原に向かう途中に道の駅南清里があります。この道の駅では、国道から下がった沢状の場所にある特性を生かし、初夏には向かい側の山腹との間に何本ものロープを渡して、そこに数多くのこいのぼりを連ねた光景が観光の目玉になっております。さらに、ここには地元の農産物、林産物の直売所はもちろん、レストラン、バーベキュー施設などがありますが、特徴的なのがリフトカーと呼んでいる20人乗りほどの小型ケーブルカーが、背面の山頂のある南八ヶ岳、花の森公園まで敷設されております。高低差100メートル、全長180メートル、所要時間約3分間のケーブルカーで、八ヶ岳や南アルプスが眺望できる高台まで運んでくれます。 私は何度かここを訪れ、このケーブルカーに乗ったことがあります。そのとき、我が市の新倉山浅間公園、忠霊塔にもこのようなケーブルカーがあればという思いが込み上げてきました。富士山、五重塔と桜が一つのフレームにおさまった光景は、タイ人の人々に紹介され、最近ではミュシュラングリーンガイドの表紙にも採用され、外国人の来訪者が一挙に増えました。市としても、忠霊塔へのアクセス路の整備、眺望場所の安全対策などを講じてくれました。富士山の麓から山頂までの雄大な全貌、あわせて本市の市街地の多くが俯瞰でき、桜、木々の緑や紅葉、雪景色など、季節ごとにこれを堪能できる喜びを、健脚者だけでなく、地元の人を含めて全ての人々に提供できるような小型ケーブルカーの敷設の実現に向けて、市長はどのようなお考えをお持ちなのか伺います。 ○議長(勝俣米治君)  当局の答弁を求めます。 市長堀内茂君。     〔市長 堀内 茂君 登壇〕 ◎市長(堀内茂君)  新倉山浅間公園への小型ケーブルカー敷設についての御質問にお答えをいたします。 ケーブルカー等の敷設につきましては、高齢者や障害を持つ方などが手軽に忠霊塔からの景色を堪能できることに加え、一般の来訪者の方々も、従来の階段やつづら道のほか、新たなアプローチ手段としての選択肢が増えるなどメリットがあることから、この公園に係るおもてなし施設の整備とともに検討もしているところではあります。 しかしながら、ケーブルカーなどの大規模施設の整備につきましては、関係団体との調整を初め、民間事業者の参入や費用対効果、さらには整備後の管理運営方法なども含め、多くの課題があるものと認識いたしております。したがいまして、今後におきましても関係機関とも協議を行う中で、総合的な観点から慎重に調査研究してまいります。 以上、答弁といたします。 ○議長(勝俣米治君)  桑原守雄君。     〔11番 桑原守雄君 登壇〕 ◆11番(桑原守雄君)  新倉山浅間公園への小型ケーブルカー敷設について、2回目の質問をさせていただきます。 総合的な観点から慎重に調査研究されていることに感謝申し上げます。高齢者や障害者が忠霊塔からの景色を堪能できないで帰るということは、来訪者に対しての地域の取り組みの甘さが指摘されておることも事実であります。小型ケーブルカーの敷設につきましては、費用対効果が一番の課題であることは私も重々承知をしているところであります。しかしながら、新倉山浅間公園を訪れる全ての方々のために、あらゆる選択肢を検討していただき、実現のためのベストな方法をできるだけ早い時期に決断していただきたいと考えますが、再度市長のお考えを伺います。 以上、2回目の質問といたします。 ○議長(勝俣米治君)  当局の答弁を求めます。 市長堀内茂君。     〔市長 堀内 茂君 登壇〕 ◎市長(堀内茂君)  桑原議員の2回目の御質問にお答えいたします。 ケーブルカー等の敷設につきましては、先ほど答弁申し上げましたとおり、高齢者や障害を持つ方などへの支援や、一般来訪者の方々への公園施設機能の充実につながり、メリットがあることも認識いたしております。 これまで、この公園につきましては、周辺エリアも含め、おもてなしにつながる整備として、まず公園内に展望デッキの設置を行い、次に下吉田駅から公園に向かう経路に富士山等の写真を配置したインターロッキングの敷設を施し、さらには公園駐車場へのトイレの増設等を実施してまいりました。また、新たに移動式観光案内車両を配備し、公園を訪れる皆様への眺望案内のみならず、本市の観光名所等の御案内もあわせて行い、ソフト的なおもてなしの充実も図ってまいりました。 今後におきましても、多くの来訪者の方々にこのすばらしい眺望、景観を堪能していただけるよう、ケーブルカー等の施設整備を含め、さらなるおもてなしの充実に向け、関係機関とも協議を行う中で、総合的な観点から調査研究してまいります。 以上、答弁といたします。 ○議長(勝俣米治君)  桑原守雄君。     〔11番 桑原守雄君 登壇〕 ◆11番(桑原守雄君)  第1標題、市立病院レストランの再開については、病院に勤務している人たちからの要望であるとともに、入院患者の親族、見舞い客等の望みに応えるために、今後もこの動向を注視してまいりたいと思います。 第2標題、新倉山浅間公園への小型ケーブルカーの敷設につきましては、年々観光客が増加しておりますので、一日も早い実現を期待いたしまして、一般質問を終わります。 御清聴ありがとうございました。 ○議長(勝俣米治君)  これをもって桑原守雄君の質問を打ち切ります。 以上をもって本日の日程は全て終了いたしました。 お諮りいたします。 議事の都合により、あす12月12日から12月18日までの7日間を休会とし、12月19日午後2時より本会議を再開いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(勝俣米治君)  御異議なしと認めます。よって、あす12月12日から12月18日までの7日間を休会とし、12月19日午後2時より本会議を再開することに決定いたしました。 なお、休会中に開催される各常任委員会においては、付託された議案について慎重に審議を行い、その審議結果については12月19日の本会議にて委員長報告されますようお願いいたします。 本日はこれをもって散会いたします。---------------------------------------     午後3時23分 散会...